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ゼロ城の魔法、どこまで増えやがる…!?
途方に暮れてきた頃でしょう
ここで、魔法の選び方について、少し手引きを用意します
魔法はランダムに散らばっているわけではなく、ある程度コンセプトが決まっています
レガリア的な分類で見ていきましょう
天光天摩
……味方に効果を及ぼす魔法が得意なレガリアです。仲間を支援します
灰滅大地
……何らかの干渉に対してアクションを起こす魔法が得意なレガリアです。敵や味方の動きに臨機応変に対応していきます
暁新世界
……激しい行動力を伴うダメージディーラー向きの魔法が得意なレガリアです。激しく燃え尽きるように戦います
幻影跳梁
……これはコンボが大好きなジョニー向けのレガリアです。あらゆる可能性を追求し、深きアセンブルの海を泳ぐ世界がどこまでも広がっています
属性的な分類で見ていきます
物理 得意パラメータ(エンカウント・好感度)
……強力な護衛の力でねじ伏せるスタイルの属性です。まさに圧倒的物理的暴力です。あらゆる物理ユニットは高いパラメータを持ち、その暴力的なステータスで殴ります。受けるダメージを減らし、与えるダメージを増やし、強力にお金を奪い取ります
冷気 得意パラメータ(知性・侵攻速度)
……自身の守りを固めるスタイルの属性です。無敵の壁となって立ち続けます。素早い攻めで先手を取り、自らの有利な世界を築き、後手を取った敵は、もはやなすすべはないでしょう
聖魔 得意パラメータ(知性・経験値)
……戦闘が苦手なスタイルの属性です。あらゆる聖魔ユニットは低いステータスを持ち、戦闘では出遅れ、守りは苦手です。ただ、攻撃力は別。いわゆる華奢な賢者です
電撃 得意パラメータ(エンカウント・機巧技術・侵攻速度)
……攻めることに特化したスタイルの属性です。圧倒的手数で攻め滅ぼし、返す敵襲には牙をむいて抵抗します。一方、自らを守る魔法は少なく、敵を引き寄せてそのまま落ちることも
火炎 得意パラメータ(好感度・機巧技術)
……自らを燃やし尽くして全てを焦土にするスタイルの属性です。自らを守る? 必要ない! むしろ、火を放て! その圧倒的火力は、目を剥いて失神するほどです
パラメータ的分類で見ていきます
侵攻速度
……自らの手番を重視する魔法が多いパラメータです。特に、村を焼いたり、罠を蓄えたり、護衛の侵略行動に対する魔法が特徴的です。あなたは風のように戦場に現れ、敵をものともせず、自らのやりたいようにやる、自由の風の城となります
エンカウント
……ユニットの能動的行動をサポートする魔法が多いパラメータです。特に、行動時や、行動を増やす感知能力やシールド操作に長けています。あなたは走るのが好きです。西へ東へ奔走し、あらゆるものに首を突っ込み、闇の向こうに瞬く光を掴みに行きます
機巧技術
……与ダメージを強化する魔法が多いパラメータです。とにかく攻めまくるパラメータで、暴走した機関車のようにすべてを蹂躙します。あなたは敵を粉砕する冷酷な殺人マシーンです。回転し、重圧で潰し、強大な力でリフトする、あなたは重機の使い手なのです
好感度
……敵を粉砕し、味方を引っ掻き回し、攻撃を全部引き受けて……派手な効果を好む魔法が多いパラメータです。とにかく目立つスーパースターのような振る舞いをします。好感度の高い城の存在する戦場は、めちゃくちゃに電飾され、スポットライトがぐるぐる回転し、オンステージのあなたは風に消えて伝説になります
知性
……バフやデバフによるサポートが得意な魔法が多いパラメータです。時には味方を護るために魔法を行使します。知を極めたあなたは、味方を導き、敵を惑わせ、すべてを計算のうちに収束させ、自らは闇に消え、振り返った誰かはあなたを捉えることはできません
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あるひとは言う
ひとは何かを残すために生きるべきだと
それは意志だったり
子孫だったり
名声だったりする
ひとは死ぬ
そして、そのほとんどの情報を失う
俺はそうは思わない
俺は――俺の情報など
常に手のひらから零れ落ちる水のように
消えていく存在だと
昨日のこと
10年前のこと
産まれた時のこと
3分前の思考
それらは火花のように瞬いて、俺の中にはもう無い
俺は、ハイドラライダーになりたかった
結論を言おう
俺は、なれなかった
それは、常人には不可能な領域の話だった
けれども、俺の中の火花はいつまでもバチバチとくすぶり続けていた
だから俺は――コロッセオ・レギュレータ社に入った
……
面接の勝算はなかった
三文小説さながらの「意気込み」を書き
簡単なテストを受け
それで終わった
不気味な会社だった
今まで行ったどんな企業とも違う
俺の担当は「シェフィル」という女性だった
担当……入社に担当が必要なのか? とは思った
ともかく、俺はなぜか試験をパスし
コロッセオ・レギュレータ社の一員となった
「シェフィル」は仕事をよく教えてくれた
ハイドラをメインテーマに据えた広告・放送・雑誌
なんでもやる
アナウンサー紛いの実況中継をさせられた時は閉口した
ともかく、俺は忙しい日々を過ごす
ある日、俺は「シェフィル」に火花のことを話した
消えていく情報
消えていく俺
消えていく全て
そして、手に入れる全て
「シェフィル」は馬鹿にせず、真面目に聞いていた
「君は適性がある」
そうとだけ返事をした。何の適性かは分からなかった
帰り際に――夜のオフィスから帰るときに、それの真意を聞きたかった
俺はオフィスへと戻っていく
暗いオフィスに、「シェフィル」はいた
誰かと通信をしていた
モニターに流れる緑色のシステムメッセージ
声が聞こえる
聞いてはいけない気がして
俺は音もたてずにその場を去った
ただ、耳にこびりつく声
「……重圧試験の方はこちらで。11号空母は3番艦まで建造するから、全て試験をパスしてる。問題はないよ。それで交信術導の方は……」
聞いてはいけない気がした
家に帰り、冷蔵庫を開く
そこに冷えていたのは、買った覚えのないケーキと
「おりこうさん☺」
のチョコペン文字だった
俺は全てを失いつつ生きている
何も、積み上げたものはない
全てを忘れて生きていく
全てを失って生きていく
それでも……
どうやら俺は、生きていくようだ
何も知らず
何も残さず
何も起こすことなく
それでも俺は……カメラのシャッターを切る
ハイドラの姿を捉え、食らいつき、生きていく
まるで誰にも気づかれない暗渠のように
暗く、静かに、流れていく -
更新日直前!
敵NPC独断と偏見レビュー!
ミッションA
電子戦DR『ヘッジホック』……危険度★★★
初動が遅く、一見存在感が薄く思えるが、真の恐怖はAPの高さにある
非常に高い粒子・電子防御のせいで、ポーンより若干低いAPを減らすのに
かなりの時間……攻撃回数を吸われ、他のNPCを守り続ける
ミッションAでは、エネルギー火器を持たない方がよい
装甲戦車『アルマジロ』……危険度★★
ヘッジホック同様、タンク役となるが、性能は低いと言っていい
物理・粒子防御が高く、ミッションAで粒子を殺すという強い意志を感じる
数が多いため、アルマジロを溶かすためにあえて高火力電子火器を積むのもあり
『霊場』……危険度★★★★
高火力霊障地雷。霊障防御を高めるには機体を軽くする必要があり
そのせいでAPが減り、素の火力に耐えられないという
対処が難しい霊障存在
それが大挙して押し寄せ、仲間が死ぬと背水許容で連続行動し
弾幕を維持したまま波状攻撃を仕掛ける
防御値は全て低く、APも少なめなので、破壊するなら一気に殲滅したい
機動力を高くすると、案外よけれる
ミッションAはとにかく霊場がヤバく、霊場を踏んだら、誰でも死にうる
ミッションB
自走砲『イーグル』……危険度★
勝手にガス欠するため、十分なAPと回避と粒子防御があれば問題ない
『戦闘ヘリ』……危険度★★★
高火力の弾幕を張ってくるので、物理防御と機動力は必須
霊障防御が高いため、霊障は不利か
APもそれほど高くはなく、攻撃をいなせれば反撃は容易かもしれない
機動破壊兵器『テンペスト』……危険度★★★★
高火力・高APの強敵。避けるか受けるか、判断が迫られる
粒子と電子に高い防御性能を見せる
高火力物理か、火炎攻撃で一気にAPを削ることができれば
4期同様鰹節扱いできるはず
機動DR『ウィンドベル』……危険度★★
火力は高めだが、非常にもろい。防御値も無いに等しい
十分なAPと回避と粒子防御と火力があれば、いつの間にか消えているだろう
ミッションBは属性が偏っているため、対策が万全なら有利に戦闘を進められるかもしれない
ミッションC
電子戦DR『ヘッジホック』……危険度★★★
初動が遅く、一見存在感が薄く思えるが、真の恐怖はAPの高さにある
非常に高い粒子・電子防御のせいで、ポーンより若干低いAPを減らすのに
かなりの時間……攻撃回数を吸われ、他のNPCを守り続ける
自走砲『イーグル』……危険度★
勝手にガス欠するため、十分なAPと回避と粒子防御があれば問題ない
機動DR『ウィンドベル』……危険度★★
火力は高めだが、非常にもろい。防御値も無いに等しい
十分なAPと回避と粒子防御と火力があれば、いつの間にか消えているだろう
『戦闘ヘリ』……危険度★★★
高火力の弾幕を張ってくるので、物理防御と機動力は必須
霊障防御が高いため、霊障は不利か
APもそれほど高くはなく、攻撃をいなせれば反撃は容易かもしれない
一見楽そうなミッションCだが、高火力のウィンドベルと戦闘ヘリが背水許容を持っているため
高火力の波状攻撃が押し寄せてくる
一気に畳みかけて殲滅しないと、全滅がありうる、非常に危険なミッション
ミッションD
機動DR『ウィンドベル』……危険度★★
火力は高めだが、非常にもろい。防御値も無いに等しい
十分なAPと回避と粒子防御と火力があれば、いつの間にか消えているだろう
『戦闘ヘリ』……危険度★★★
高火力の弾幕を張ってくるので、物理防御と機動力は必須
霊障防御が高いため、霊障は不利か
APもそれほど高くはなく、攻撃をいなせれば反撃は容易かもしれない
電子戦DR『ヘッジホック』……危険度★★★
初動が遅く、一見存在感が薄く思えるが、真の恐怖はAPの高さにある
非常に高い粒子・電子防御のせいで、ポーンより若干低いAPを減らすのに
かなりの時間……攻撃回数を吸われ、他のNPCを守り続ける
『霊場』……危険度★★★★
高火力霊障地雷。霊障防御を高めるには機体を軽くする必要があり
そのせいでAPが減り、素の火力に耐えられないという
対処が難しい霊障存在
それが大挙して押し寄せ、仲間が死ぬと背水許容で連続行動し
弾幕を維持したまま波状攻撃を仕掛ける
防御値は全て低く、APも少なめなので、破壊するなら一気に殲滅したい
機動力を高くすると、案外よけれる
全体的に敵の質が高く、攻撃属性も4属性に分かれており、想像を絶する苦戦が予想される
ただ、押し切れば案外楽に勝てる要素もないわけではない
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何かを作る
何かを描く
そういった行為に際して
自身の影響を取り除くことはできない
なぜなら、創造というものは自発しないからだ
では、最初の一つは、どこから来た?
「このアセンブルは失敗だ」
彼はそう言って、シミュレータの電源を落とした
落とさねばならない
落とさなければ、彼は愚かにも徹夜をして
明日を台無しにする
それが分かっていた
ベッドに身を投げ、明日を思う
シルウェストリス・ハイドラ中隊壊滅
その知らせは、彼の背筋を凍らせた
ここからは、生と死の分かれる世界なのだ
そして、彼の準備はあまりにも未達だった
「あした、考えよう」
彼は夢を見た
夢の中で、彼は扉を見つけた
扉の向こうは海に通じている。それが分かった
暗い、深い、水の果て
押し寄せる潮流の大きな流れが
轟音となって胸の奥を叩く
彼は周りを見渡した
一面のひまわり畑である
ただ、四角く切り取られた海への扉が見える
「ハイドラは、ひとの思いを映す水鏡」
誰かの声が聞こえた
行き先の分からないRPGのように、彼はどこにも行けず
耳を澄ましていた
「ハイドラは、ひとの思いのままアセンブルされる」
「アセンブルしすぎか……」
「自身の答えが、そのままハイドラの形となる」
会話が成立しない
まるで、謎の声は、自分に言い聞かせるように、彼を無視していた
「ハイドラの黒は、漆黒の潮流。ハイドラの緑は……」
どうすることもできないので、彼はひまわりに囲まれたまま
アセンブル案を練った
謎の声によれば、ハイドラのアセンブルは
その人の心を映す鏡だという
「アセンブルが決まらないってのは、俺が迷っているってことかよ」
実際そうだ
迷っていた
ライダーの取りうる選択肢は二つ
生存優先か
死亡許容か
個人個人によって違うが
HCS(ハイドラコントロールシステム)のオプションによって
撃墜される瞬間強制脱出する機能のON/OFFが可能である
これを手動にするのが死亡許容である
手動で撤退する必要はあるが
マニュアル化によってHCSの負荷が減る
それによって、ハイドラの真の力を発揮できる
かつては、強制脱出機能をOFFにすると、本当に死ぬまで戦っていたという
しかも、空いた負荷の分謎のプログラムがHCS上で動いており
そのデータと引き換えに報酬を上げることができたという
まぁ、それはそれとして、生きるか死ぬか、ということだ
彼は焦っていた
ハイドラライダーになって
思うように稼げず
燻ぶった日々を過ごしていた
命を懸けるつもりはない
だが、それでは現状を打破できないかもしれない
停滞した感覚
「停滞……か」
ステイシス、というシステムがある
出力効果を多重発動させ、自身の行動さえ犠牲にして
必殺の一撃を放つ
「これが、俺にふさわしい」
そう決まったら、話は早かった
アセンブルを組み替え、そして――
「ハイドラの緑は六月の色。霊障の輝きは、摘まれる新芽に捧げる色。なぜなら――」
「ハイドラの棺は彼女の棺。黄金の――」
謎の声は、続いていた
-
蒼穹に腰を据えた天使が今、
流れ星を一つ捕まえて、虚無に放った(天使?)
ここは静かな世界
ただ、聖なる時間が流れ
全てが憩う世界
――
錆釘街行きスパロウベイン発19:30の列車
電車の窓に肘をつき、彼は夜空を眺めていた
夜行列車は荒野を東に進んでいた
個室の空気は冷え切っている
西方辺境から中央都市に向かうこの列車は
様々な客を乗せ、無感情に疾走する
「ちらつく蝶」が個室の照明に挑み、輝く鱗粉を放っていた
かなり珍しい蝶だ
聞くところによると、ハイドラのパーツを作るのに使われるとか
残像領域は生命の気配はほとんどない
霧に包まれた荒野には食物も食べ物もなく
小動物や昆虫はほとんど見られない
それも5年前までのこと
いまや、巨大な密林があちこちで隆起し
チーズに生えたかびのように、コロニーを形成している
霧の姿はなく
電磁波のノイズもない
密林の中では、独特の生態系が築かれつつあるという
何処からともなく現れた奇妙な生き物
ゴリラ、そしてハムスター
伝説上の生き物ばかりだ
「いい機会だったんだがな」
彼はぽつりと、零した
彼は5年前の禁忌大戦の際に、西方辺境がめちゃくちゃになったときに
新しい風を感じていた
きっと、この焦土から
森に包まれ、崩壊した街から
新たな何かが生まれる
そんな思いを感じ、新興西方都市「スパロウベイン」へとやってきた
結果は、なんとも無味乾燥した手ごたえだった
新しい風に乗り、何かを掴み、羽ばたいてく人を見ていた
彼は、どの領域でも、傍観者に過ぎなかった
もちろん、破滅したものもいる
風に乗ろうとして、無謀な賭けに出て
失敗し――
もう、二度と会うこともないだろう別れを繰り返し
彼だけは、何も変わらず
こうして……
中央都市に、何のプランもなく、乗り込もうとしている
キャッシュカードの残高は15万money。それっぽっちだ
何かを捨てれば、何かを得られると思っていた
結局失っただけで、虚無が訪れただけで
彼は何も得ることはなく
ただすり減っただけだった
「もう、俺には機会さえ残されていないのかもな」
もし神がいるのなら
天使がいるのなら
救いくらいあったっていいんじゃないか
そう思っても、得られるものは何もなかった
伝説によると、神と天使は滅びたという
最初に西風がきて、
次に東風がきて、
最後に、北風が来た
恐ろしい北風、フィンブルヴェト……
最後まで抵抗を続けた南風は、
ばらばらになり
湿った六月の風を残して
消えてしまった
「神は消えた……自分も守れなかったのに、俺を救うことなど、できやしないか」
そう思うと、彼は少しだけ愉快になった
この世界は、神さえも滅びるのだ
矮小な人間が滅びたって、何の疑問もない必然だろう
個室の内線が、ザリザリとノイズを発する
「ザザッ……ザーッ……できますよ……ザーッ」
ノイズが返事をした? しかし、この残像領域、不思議なことなどありふれている
「できないさ、神も天使も無力なものだ。矮小な、吹けば飛ぶような、俺一人救えない」
「……むーっ、覚えていなさいよ。私は灼耶。今はまだ、霊送されているゆえ――」
風を感じた。彼は、確かに自らを包む、六月の風を感じた
日記のページが次々とめくれ、襟がバタバタと揺れ、髪が乱れ――
「もう十分だ。おれは、飛べる。この風を受ければ……だって……」
吹き抜ける風は次第に弱まり、内線のノイズは小さくなり、
彼女の声は消えた
ただ、ちらつく蝶だけが、照明に挑み羽ばたき続けていた
「風さえあれば、吹けば飛ぶような、俺だからな」
中央都市に向かい突き進む列車は、無感情に、彼を乗せて……疾走していた