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霧の残像領域

長文を流したいけど皆さんのTLを汚したくないときに使う場所です

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フェイタル・ポイント
FPを測る計器は、ダスト・グレムリンの破壊……
灰燼戦争によって、完全に機能を停止した

私は、このFPというものが何だったのか
自説をここに記しておこうと思う

ダスト・グレムリンは世界に干渉し、世界をコントロールし
世界を巻き戻すことさえできるという

私は思うに、このFPというのは
ダスト・グレムリンが決めた、コントロール下にある生命の時間だ
という仮説に辿り着いた

しかし、ダスト・グレムリンの完成は
この1か月の間の話だ
FPはもっと昔から
ずっと昔から存在している

思うに、ダスト・グレムリンというのは
世界の始まりとともにあったのではないか
そう思う

そうでなければいくらTsCといえど
世界を制御するなどという馬鹿げた機体を作ることなどできるはずがない

世界の始まりと共にあった何か
それを象ったものが、ダスト・グレムリンなのではないか

最初に何かがあり
それをTsCはダスト・グレムリンとして実体化させた

その何かは、世界を、人類を、あらゆる全てをコントロールできる
そうとしか思えない

具体的な観測結果やデータなどは別に添付するが
結論から言うと、そういうことだ

つまり、いま、FPが消えたということは
世界を操る何かが機能を失っている、ともいえる

そして、FPの呪いから解き放たれた、不死身の傭兵
25領域の各地に存在する不死者

彼らは、世界を操る「何か」とは別の存在なのかもしれない
その「何か」の正体を、私は探っていく

恐らく、高度3000メートルの上空に佇む十二条光柱や
その高度を行き来する全翼機の主、航空者たちは
すでに気付いているのかもしれない

――研究を続ける


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