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・生存優先で撃墜された場合、改造レベルが上がる
→さすがに人を選びすぎだろう…
・ユニオン対抗戦
→どうしても譲れない要素が多すぎて、答えにたどり着けなかった。メンバーが多い方が勝ち…そんなの辛いし、メンバーの獲得ポイントの平均だったら? 足を引っ張る戦犯扱いの人を作りたくないし、メンバーの獲得ポイントの最大値を取ったら? 結局はガチなメンバーを多く抱えたユニオンの勝利を安定させるだけ。全員が参加する対抗戦ではない
ユニオンリーダーの獲得ポイントだけを50倍くらいにしてみたら? リーダーの働きを評価し、メンバーは支援に徹する。でもそんな歪んだ形はどうなんだろう…
・本日の収入ランキングを対象としたブックメーカー
→賭けに勝ったら累積収入ポイントアップ! 推理と投資! 逆転要素! でも、そんな再更新起こしたら胃が死にそうなシステムはやだ…
・毎日更新される個人ミッション
戦闘で~する、ステータスをこれくらい上げる、みたいなサブクエストがキャラごとに毎回提示される。それをクリアすると収入。でもよく考えるんだ…そんな都合のいい機体を毎回突発で組むには、見切り前提じゃないと無理だ…
・ユニオンが同じパーツを多くアセンブルするとボーナス
ユニオン染め機体とか作るシステム。ユニオンは最初企業でした。でも、購入はなんというか……もっと自由でなくちゃ……だめだよね!PR -
霧笛が遠く響いている。残像領域では聞きなれた音。出撃のサイレンの音。昼も、夜も休まることはない
一機のハイドラが霧のなかを潜り抜けてジャンク街に帰還した。装甲には弾痕。焼けた燃料の匂い。争いは日夜続く。
彼は他愛もない係争に駆り出され、命を懸け、その日を暮らせる程度の収入を得る
「やられたね」
整備士の中年女性がレンタル格納庫で彼を迎えた。操縦棺のハッチを開く。そこには空のコックピットと、世話しなく動くレバーとスイッチがあった
ハイドラの基本は操縦棺と9つの接続端子である。けれども、その外観は大きく異なる
操縦棺の構造について、きまった規格はほとんどない。ただ、HCS(ハイドラコントロールシステム)を搭載してある箱だ、というだけである。通信機で埋め尽くし、外部から遠隔操作する者もいれば、パイロットの代わりにAIを搭載して戦わせるものもいる
ただ、多くのライダーが操縦棺に乗り込むことを望む。そして機体の感覚を肌で感じることを楽しむ。それが戦いの熱が呼び起こした幻だったとしても
多くのものが霧の向こう……異世界から漂着するこの残像領域。けれども、ハイドラだけはこの世界に生まれ、この世界に育ち、この世界を蹂躙する
その多くは、自らの戦う意味さえ知らない
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残像領域の地理・気候・風土について示す
もちろん辺境に行くにしたがって情報は変化するため、絶対ではないことを断っておく
残像領域のほとんどは荒野であり、大きな草木は生育せず、いつも霧に覆われている。時折異世界からの漂着物が流れ着き、カーゴカルトのような崇敬を持って受け入れられる。ある信徒はコンテナを見つけた時、祈りを捧げてから扉をバールでこじ開け、恵みに感謝していた
荒野には大きな石と、ごろごろ転がる錆びた残骸の山。砂。枯草。何を食っているか分からない小動物の影がたまに見える
社会。残像領域にも街はある。そこに住む人もいる。様々な人種人外が行き交う街。人が集まれば商売が始まる。漂着物を回収し売り払う者。それを奪い合い、戦い、生き残るための道具を用意する者。飯を炊く者。娯楽を提供する者。政府らしき政府はない。あったとしても表舞台には出てこない。それは複数あるというのが皆の実感である
ハイドラを扱う組織は無数にあり、ギルドだったり、軍隊だったり、企業だったり、教団だったりする。利害が一致したとき、共に戦線を張るが、つながりは薄い。フリーの傭兵業も盛んである。ハイドラに乗ることは夢の一つである。誰もが一度はそれを夢見て、自らの機体を思い浮かべる。マーケットを利用できる人間は限られていた。偽造ライセンスや裏取引、闇市での購入など抜け道はいくらでもある
海がどこかにあるという噂。珍獣を集めた動物園の噂。それを確かめた者の噂。信じるか信じないかは自由であった -
謝りたいこと。コンビニ運営中にも関わらず霧4期の告知をしてすみません……理由がありまして、わりと、割とすぐ霧が始まるからです。そして運営を急ぐのにも理由があり、それは、私が生涯のうちに作れるゲームの数には限りがあることを恐れるからです。それは寿命だったり、環境の変化だったりします
特に、環境の変化は大敵です。開発にも運営にもちょっとだけ時間がかかりますが、その時間をいつまで確保できるか、未来は分かりません
私にとっていまが絶好のタイミングなのです。時間と、やる気と、体力を兼ね備えた黄金の時間が流れています。ポイント10倍サービス期間中です。今このうちに、やりたいことをできるだけ詰め込みたいです
でも、定期2本を同時運営はちょっときついかな……いや、できるのか? やってみなくちゃ、わからない。いや、無理はしないけど……夢あるよねー -
霧の濃い戦場において、レーダーによる探知は特に重要であった
しかし、我々のよく知るレーダーと違い、その索敵範囲は恐ろしく狭い。理由は残像現象と呼ばれる幽霊の仕業だ
残像領域は広大な世界であるが、その開拓は一向に進まない。それは遠く遠くへと探索に行くほど、その情報は不確かなものになるからだ。一か月かけて到達した場所の情報の信頼度はわずか6割ほどである。情報は刻々と変化し、その情報は噂話の影を残すのみである。まるで残像だけを捉えても全く無意味なように
レーダーでもその現象は顕著である。強力なレーダーでもって捉えた情報は、遠く遠くへ行くほど信頼性を失い、索敵範囲を超えるとそこは残像のノイズの世界となる
この残像の世界で確かなものはあるのだろうか。多くのライダーたちは、あると答えるだろう。毎週決まって通信に混線する何かのCM……まぁ、大抵はイワシヤマ動物園においでよとか、新しいアトラクションがクルシミランドにオープンしたとか、そういうCMやニュースが頻繁に通信に混線する。そんな場所など、残像領域のどこにもないし、流れるニュースはめちゃくちゃな虚報なのに
それでも、ライダーたちは確かなものを信じる。多くのライダーが経験するそれは、そんな混線の一つ。ライダーたちは何かを聞き、何かを知るのだ。混線のさなか、聞こえる声に導かれて霧の向こうに消えた僚機。楽しそうに誰かと会話する声が……死んだはずの戦友の声が聞こえる。逆境に打ちひしがれた自分を奮い立たせた、幼い自分の声。あの時聞いた音楽が、死の淵で流れ出す。無我夢中で戦う背後に流れるオーケストラ……
その理由に到達したものはいない。ただ、誰かが残像の向こう側であなたを見つめている。誰かが、あなたを信じていることを感じずにはいられない。時と場所を超えて通信機から漏れた誰かの叫びが、あなたを最後の最後で奮い立たせるのだ
そして、霧の向こうから探しているのだ。もう一度、立ち上がるあなたを