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初期機体選ぶの大変!
ということで、わかりやすく
どんな機体を選べばどういうことが起こるか
解説していきましょう
初期機体はパーツが貰えることはそんなに重要ではないです
もっと重要なこと
それは、初期パラメータの決定です
初期パラメータは3つあります
- 信頼性
- 重量
- 消費
これらの高低によってゲームスタイルが大きく変わります
ひとつひとつ見ていきましょう
① 信頼性
信頼性とは、主に攻撃命中率と状態異常への強さに影響します
これが高い機体は
- フレイムホイール
- ジェイド・メダリオン
- グリーン・インセンス
これらの機体は攻撃が良く当たり、状態異常を受けにくいということです
状態異常は被攻撃時に主に発生します
これから、信頼性の高い機体のゲームスタイルが分かります
- 攻撃を受ける防衛戦果狙い
- そして攻撃も当てたい攻撃戦果狙い
- 索敵障害を受けにくい支援戦果狙い
すなわち、
反撃対抗射撃軸の索敵攻撃型戦果3点狙いスタイル
です
実際の動きはこうです
- まず機動性と耐久と連動性を高める
- レーダーも積んでおく
- 射撃火器と格闘火器を搭載する
- 迎撃性能を集め、攻撃を受けやすくする
- 攻撃が集まるが耐久と機動性が高いので生き残る
- 信頼性が高いので状態異常を受けにくい
- 連動性が高いので反撃や対抗射撃が発生する
- すぐさま行動し、索敵を頻繁に行う
- 攻撃ももちろん行う
- 被攻撃・索敵・攻撃・行動回数全てが揃う戦果3点狙い
つまり、信頼性の高い機体を選んだあなたは、
- 機動性
- 耐久
- 連動性
- レーダー
- 射撃火器
- 格闘火器
- 迎撃パーツ
信頼性の低い機体にも利点はあります
低い機体は覚醒が発動しやすく、パーツが安いことです
覚醒は自分の行動時に発動します
つまり、攻撃を受けるより攻撃を行う方に集中すればいいということです
実際の動きはこうです
- まず限界まで機動性を高める
- 遅延の少ない軽火器を積む
- レーダーも積んでおく
- 迎撃パーツは積まない
- シルエットや飛行など対象逃れを用意する
- 自分から行動を起こして索敵・攻撃をする
- 機動性が高いので反撃や対抗射撃を受けにくい
- そのまま攻撃・支援2点狙いを目指す
アセンブルのレシピはそのまま
- 機動性
- 軽火器
- レーダー
- 非迎撃パーツ
- シルエットや飛行
② 重量
重量は主に耐久と機動性に影響を与えます
これが高い機体は
- レーダー・マウント
- ジェイド・メダリオン
- グリーン・インセンス
これらの機体は重く、鈍重で、頑強になります
そして、パーツごとの固有性能を強化することが多いのです
これから、重量の重い機体のスタイルが分かります
すなわち
- 耐久での防衛戦果狙い
- 重レーダーでの支援戦果狙い
- 重射撃火器での攻撃戦果狙い
すなわち、
対抗射撃軸の重索敵重射撃戦果3点狙いスタイルです
実際の動きはこうです
- まず限界まで耐久を積む
- 連動性と信頼性も高めておく
- 重レーダーを積む
- 重射撃火器も積む
- 迎撃性能パーツも積む
- 攻撃が集まるが耐久がすごいのでノーダメージ
- 信頼性が高いので状態異常を受けにくい
- 連動性が高いので対抗射撃が発動する
- すぐさま行動し重レーダーによる強い索敵を行う
- 重射撃による破壊的ダメージ
- 被攻撃・索敵・攻撃・行動回数が揃う戦果3点狙い
その分索敵と火力の1発の威力を重視したものになります
もちろん軽量機にも居場所はあります
軽量ということは、機動性が素晴らしく上がるということ
そして耐久が減るので、防衛戦果が低いということ
機動性にも利点があります
大ダメージを狙える格闘火器が良く当たるようになることです
具体的な動きを見てみましょう
- 限界まで機動性を盛る
- レーダーを積む
- 格闘火器を積む
- シルエットや飛行による対象逃れを利用する
- 自分から索敵・攻撃を行う
- 格闘の大ダメージとサブ索敵で戦果2点狙いを目指す
そう、高信頼=高重量と低信頼=低重量は密接にリンクしているのです
そこで重要になるのが、最後の要素、消費です
③ 消費
消費の効果は、機動性・連動性の強化です
ただし、重量が重いほど機動性のボーナスは減ります
そして低消費のメリットはあまりありません
つまり、高信頼=高重量にも、低信頼=低重量にも
高消費はマッチするということです
数少ない低消費のメリットが、脚部を作っても破綻しない
というところにあります
なぜなら、脚部の消費は10倍になるので、
高消費キャラは実質使用不可能な産廃が出来上がってしまうのです
ここで重要なのは、役割分担です
④ それぞれの役割
低信頼=低重量=高消費キャラは、軽負荷な脚部以外を作ります
低信頼=低重量=低消費キャラは、隙間に入る調整パーツや軽脚部を作ります
高信頼=高重量=高消費キャラは、脚部を除く重パーツを作ります
高信頼=高重量=低消費キャラは、重脚部を作ります
これがオーソドックスな役割分担となるはずです
自分一人では作れないパーツを広域や取引で集めるのです
時には数人で組んで、オーダーメイドの機体を作ることもあるでしょう
一方、
他の組み合わせは少し使いどころが限られる
ニッチなパーツになるかもしれません
自分のやりたいことと、パーツ作製の傾向を見て
合うパラメータの組み合わせを見つけることが大切です
そして、そのスタイルへの最短距離を探すのが
初期機体選びの最重要攻略ポイントになるのです
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死ぬのが嫌なら、簡単さ。破壊される前に、破壊してやるんだ
――ハルシオン・スートラ《ミラー大将》
ハルシオンは春風を告げる鳥
そして、清浄なる川辺に飛ぶカワセミ――
翡翠経典は解体された宗教団体『ヒルコ教団』を母体とする勢力
その教義は、秘伝となっている書物、翡翠経典の解釈による
翡翠経典は誰も読むことができず、口伝のみその解釈が伝わる
これは、真なる「原理」を廃することで正統性を持った言説を封じるという
それもまた解釈の一つである
大体に一致する解釈は以下のとおりである
・本人の自助による救済
・神々と下界との相互不干渉
・神々と下界との相互影響
・欲望や迷い、怒りの否定
といったものが挙げられる
これを信じ、翡翠経典の元生きる者たちは
この滅びゆく世界の中、救済にすがって生きている
ヒルコ教団の悲願である神の復活がなされ
役目を終えたヒルコの神は滅び
そして……
この世界には、滅びと人々だけが残されたのだ
――
翡翠経典第一軍
第一機甲師団師団長
永遠に限りなく近づいたもの、ミラー大将
彼は2か月ぶりの組織定着を終え
再び17歳の身体を取り戻した
魂の年齢は、38歳を数えている
ただ、彼は20歳の時、大きな事件に巻き込まれた
大けがを負った彼は、自らの肉体を捨てる決断を迫られる
肉体の完全なる培養組織交換手術
いわゆる、新生体である
脳も含めた、身体の100%をバイオ生体と交換する
それによって、彼は永遠に17歳の肉体を手に入れたのだ
ミラーは、目を覚ます
また、例の夢だ
自分が自分でなくなる夢
自分が見知らぬ誰かになって
知らない誰かと笑い
知らないところに暮らす夢
迷いを断ち切れ
恐れを、消し去る
そう、教えられたはずだ
それでも、ミラーは常に死の恐怖と戦っていた
いくら若くとも
いくら、健康を手に入れても
運命の到達する距離は万人に与えられている
死が、迫っている
フェイタルポイントの距離を実感したのは
一度や二度ではない
それでも、奇跡的に距離は伸び
いまは計測不能の安全地帯にいる
もしかしたら、自分はもう死んでいるのかもしれない
そう思うことが増えた
知らない誰かの記憶は
死んでしまった「前世」の記憶
そして、自分は新たな17歳となり、いつか死に
そして、次の自分の「前世」となる
そんな妄想を繰り返していた
「いやだ」
ミラーは迷いを断ち切り、
自分のグレムリンに乗り込んだ
ここは魂が安らぐ
ここにいるときだけ
ミラーは穏やかに過ごせる
なぜなら、知っているからだ
自分は絶対に生きて帰る
この機体、自分の専用機であり、翡翠経典最強のグレムリン
アンリミテッド・フレーム《ジェイド=エリュシオン》
なぜなら、運命への距離がまだ、その時を示していないのだから
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まずはこのファイルを受け取ってほしい
最も簡単な定期ゲーのシステムです
*こちら*
まずはXAMPPをDLして初期設定を行います
受け取った定期ゲーファイルのtb_main.plの最初の一行をperlのファイルパスに変えます
そしてtb_main.plのローカルアドレスにアクセスするだけです
それだけで……
なんと!
!!!日記が表示されます!!!
これは、全ての定期ゲーの一番最初の一歩です
日記が表示できなければ戦闘やスキルやらを表示することは不可能です
この定期ゲーファイルをテキストに
余力があれば拡張案を地味に更新していけたらいいな
log_keizokuファイル内のlog_keizoku.cgiはいまのところ集める手段がありません
本当に本体のみの配布です
継続データの集め方は、アンケートフォームやチャットcgiを参考に作れるかもしれません
今日はひな型を作っただけで力尽きたので
余力があるときに解説します
ツッコミ、改善案、赤ペン、勝手に解説、勝手に改造、大歓迎です
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破壊すればいい。君がいつも、そうしているようにな。勝手に破壊していろ
――デルフィニウム・ディビジョン《ツルギ中将》
デルフィニウムの花は、自由の青に咲く
それは海の果て、天体が沈む深く深い青と青の境界――
青花師団は、厳しい外洋の荒波の中で、互いを助けるために自然と結成された
外洋は危険だ
巨大な空母もまるで木の葉のよう
資源の枯渇
食料と水の確保
襲い掛かる「脅威」
そして、肥え太っていく他勢力
それらの圧力を躱し
海の荒くれは生きていた
海賊まがいの存在は、いつしか高い目標の元
秩序を形成していった
絶滅した花、デルフィニウムの紋章
その下に集った自由の船乗りたち
ツルギ中将も、そんな一人だった
――
青花師団
第一師団、第29掃海隊旗艦、重巡洋艦《モルフォ・マム》艦長
渦巻く青い煙香の菊花、ツルギ中将
彼の部屋は、常に香が焚かれ、常に煙っぽい
反霊香、というキク科の植物を乾燥させた香だ
これは別に蚊に刺されないとかではない
ただ、失われた心を取り戻す、とだけ伝わっている
モルフォ・マムは航海を続けていた
第29掃海隊は、外洋最強と称えられる青花第一師団の構成である
空母1隻、重巡洋艦1隻、軽巡洋艦7隻、駆逐艦16隻からなる
モルフォ・マムは青花第一師団の主砲であり
かつて存在した戦艦の面影を残す骨董品である
ツルギ中将はそんなモルフォ・マムの艦長であり
優秀な指揮官であり
後は煙に揺られてまどろんでいるだけの人間である
彼はグレムリンに乗らない
指揮官だからだ、と彼は言う
ツルギは目を閉じる
艦長室の煙が、彼のまぶたに幻覚を見せる
18年前
少年だった彼には、同い年の友人がいた
二人でおんぼろの空母から、かつてのモルフォ・マムを見た
「いつか、あれに乗って戦うんだ」
幼いツルギはそう言った。友人は笑った。本気だ、と怒るツルギ
(なつかしい記憶だ)
いつものように、悪夢が始まる
重粒子投射実験
失われた船に、ツルギはいた
目の前で倒れる友人
両手に降り注ぐ粉塵
友人から漏れる赤
見上げると、そこには、空中を疾走する虹色と、
――原初の、ゴースト・グレムリン
目を覚ますツルギ
(昔の話だ)
コーヒー淹れ、反霊香にコーヒーの香りが混じる
やがて彼は見るだろう
空中を疾走するグレムリンを
(……)
ゴースト・グレムリンは友人を救ってはくれなかった
それから、ツルギは――
ずっと、一人だった
-
破壊だ! 破壊しろ! すべては、海に浮かぶゴミの塵だ!
――レッド・コネクション《ガーネット少将》
真紅連理は、全ての市民の意思を統一し、完全なる社会を生み出すことを目指していた
連理の枝がどこまでも続く。一つになり、繋がり合う社会を
そして、その枝の向かう先は……
―――
真紅連理
第二艦隊旗艦、空母《ディープ・ラビットアイ》総司令
ガーネット少将
彼は苛立っていた
新世界秩序に、だ
18年が過ぎていた
15歳の少年だった彼が、大人になるほどの時間
社会は変わっていった
全ては、テイマーズ・ケイジを中心として
真紅連理の筆頭市民の息子として、何不自由なく暮らしていた彼は
15歳の時、初めての大きな失望を抱く
最強と信じていた
絶対と信じていた真紅連理
それが、テイマーズ・ケイジに降伏する姿を見たのだ
苛立ちは、そのころから途切れることはない
悔しいが、テイマーズ・ケイジは強かった
量産型ゴースト・グレムリンには、あらゆる通常兵器が通用しなかった
不可視の壁、ゴースト・シールドによって弾かれる砲弾
超常の転移でもって肉薄し、全てを無視して粉砕するゴースト・ブリンク
常識を超えた「力」を見せつけられた
苛立ちが募る
眉間には皺が寄り、戻ることはなかった
どうすれば勝てる?
どうすれば、戦況を覆せる?
グレムリンに対する、激しい嫉妬と、歪んだ羨望が彼を根本から変えてしまった
最終的に真紅連理はテイマーズ・ケイジの軍門に下った
そして、グレムリンを……
不完全ながらも、最強のグレムリンを
機能制限された、おもちゃのようなグレムリンを「譲ってもらった」
苛立ちは、とどまることはなかった
テイマーズ・ケイジの裏に見える「傲慢」が、どうしても許せなかった
来年、テイマーズ・ケイジは再び「グレムリン大隊」を招集するという
そして、世界を破滅に導いた七月戦役の「断罪」をするという
三大勢力や、中立であるグレムリン傭兵には関係ない、奇妙な祭り
裁かれるのは、自分たちであることは分かっている
足搔いてみせる
グレムリン傭兵……テイマーズ・ケイジより、機能制限解除グレムリンを与えられ
それでもなお、テイマーズ・ケイジや他の勢力に属せず
自由に生きる傭兵たち
彼らの力を借りねばなるまい
彼は苛立っていた
苛立ちを止めるために
全てを用意した
グレムリン大隊……不愉快な存在だ
テイマーズケイジ直属のエリートのみ選ばれた、ぎらついた勲章
彼は知っているのだ
真紅連理を降伏させた、最初のグレムリン大隊は、そんな奴らではなかった
本当の「力」であり、「破壊」だった
その威を借りて、肥え太っていくテイマーズ・ケイジが、何よりも不愉快だった
「見せてやる……俺の、真紅連理の『グレムリン大隊』を」
日は西に沈み、ほの暗い空には巨大な銀河が後を追って沈もうとしている
――何かが起こるな
すっと苛立ちが消え、彼はほくそ笑んだ
その引き金を引くのは、ほかならぬ彼自身だった